海外大と国内大は併願できる

海外大と国内大は併願できる

海外大と国内大を併願するのは難しいのでは…と思っている人も多いはず。結論からいえば、併願は可能です。ただし、海外大を併願するには、日本の大学受験に向けて各科目の勉強をしながら、

  • (1)課外活動にも力を入れること
  • (2)英語は特別な対策をしていくこと

の2点がプラスして必要となってきます。
つまり、低学年のうちからTOEFL®対策などの準備をしておけば、よりスムーズに併願することができるといえるでしょう。ここでは併願するためのポイントを3点解説していきます。

1英語はTOEFL®対策を中心に
他の科目は学校の成績を上げる

海外大入試では英語力だけではなく、主に高校時の全科目の評定平均が非常に重要です。そこで、英語に関してはTOEFL対策を早めにはじめ、国内大にも通じる「使いこなせる英語力」を身につけながら、他の科目は高い成績を維持できるように学校の授業や受験勉強に集中しましょう。

TOEFL®とは?

世界180ヶ国8000以上の大学・大学院が留学生の入学審査に用いる国際的テストのこと。インターネット受験によるテスト(iBT)で英語コミュニケーション能力を測る。毎年複数回実施され、スコアは2年間有効。

アメリカの大学総合的な観点から審査⇔日本の大学教科の学力試験で審査アメリカの大学総合的な観点から審査⇔日本の大学教科の学力試験で審査

2打ちこめることを見つけ、
課外授業などに積極的に参加を

打ちこめることを見つけ、課外授業などに積極的に参加

海外大の入試では長期にわたる課外活動の実績や、受賞歴なども評価の重要なポイントとなります。学校の勉強に集中するだけではなく、自分が興味のある内容や打ちこめる活動を見つけ、積極的に関わりましょう。

3海外大と国内大の受験タイミングを把握して
スケジュール管理はしっかりと

多くの海外大志望者が受験する北米の大学の願書の締め切りと日本の大学受験の時期はずれているので、ピークが重なることはありません。年内に海外大に願書を提出しておき、その後はセンター試験や個別試験などの日本の大学受験に集中するというスケジュールが一般的です。ただ、提出するものや準備する書類が多いので、準備のスケジュール管理は非常に重要です。

日本・アメリカの大学の入試スケジュール(例)

日本・アメリカの大学の入試スケジュール(例)日本・アメリカの大学の入試スケジュール(例)