現地レポート
留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。
コロナの影響
コロナが大学生活に影響し始めたのは3月ごろでした。私の学校はセメスター制で春学期が1月から5月までなので、ちょうど学期の半分が終わった頃にあたります。まずは大学の授業が4月後半ごろまで一時的にオンラインになることになったという内容のメールが届きました。それから1週間位して、春学期の授業が全てオンラインに変更になりました。私は学校の図書館で学校のMacを使って勉強するのが日課だったのですが、学校の設備は全て閉まったため、自分の寮の部屋で勉強することになりました。もともと教室で受けるはずだったテストや、学期初めから準備してきたプロジェクトなど、学校で行うはずだったものは全てキャンセルとなり、オンラインでのテストやZoomを使ってのミーティングに変更されました。
私の通っている大学や、前のコミカレでも教授のほとんどがCanvasという授業を管理するアプリを使っていたので、今後のスケジュールを確認したり、生徒の課題提出も問題なく行えました。私の学校では夏学期もオンラインとなったのですが、授業では安定したネット環境とパソコン、特定のソフトウェアを確保することが必須だったので、そういうパソコンがない人は学校が貸し出してくれたそうです。私は現在日本からZoomミーティングに参加しているので、時差で夜中の12時や3時から授業が始まります。
秋学期もオンラインになってしまったので、8月からはもっと忙しい日々が来そうです。私の専攻は映画制作関係なのですが、映画制作に必要な実技が学校のスタジオや機材を使って学べないのが残念です。しかし、教授たちも親身になって生徒をサポートしてくれたり、オンラインでの授業管理がもともと整っているので、教授とのコミュニケーションや課題提出には特に問題はありません。特に私は映像編集とサウンドデザインに興味があるので、そのようなことを空いた時間に自分のパソコンとソフトウェアで勉強しています。早くコロナがおさまり学校で授業が受けれるようになるといいです。
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