現地レポート
留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。
大学で好きなコンピューターの授業とやりがいのあるマクロ経済学
今回は大学で好きな授業について書きたいと思います。正直最初の1ヶ月は授業で先生が何をいっているか全然わかりませんでした。話すスピードも板書も速く、特に専門用語が多い授業は特に置いてきぼり感が凄まじかったです。最近は教科書の内容と先生が話すことをリンクさせながら授業を受け、予習、復習、課題と日々があっという間に過ぎていきます。
私は今学期6種類の授業を取っており、中でも数学の授業が好きです。元々数学が得意というのもあったのですが、一番簡単だと感じています。日本の高校で普通に数学を受けていた方ならある程度どの分野の数学を選んでも簡単だと感じるくらい基礎から演習してくれます。そして数字を使うので英語に自信がなくても内容理解がしやすく、復習や課題も楽だと感じています。他に、個人的に楽しいと感じている授業はコンピューターの授業です。この授業では主にワードやエクセルを使用し、テキストに沿った資料などを作成します。よく見かけるプリントや資料の作り方が学べて楽しいです。私はタイピングが遅いので他の人より時間がよく居残りしていますが、それにしてもアメリカの学生はみんなタイピングが速い気がします。最後に一番やりがいを感じている授業は、マクロ経済学です。元々学びたかった授業ですが、想像以上に大変です。専門用語がとにかく多い上に、その場で仕組みを理解し、自分の意見を言う機会もあり、リサーチペーパー、毎週ある小テスト、復習は毎回必須です。
授業に慣れてきて改めて感じることは、アメリカの学生の忙しさです。平日はとにかく忙しく、現地の学生でも大変と感じているようです。私は忙しい方が充実していると感じる方なので楽しく過ごしていますが、日本語で受けても難しい授業を英語で受けるのである程度の覚悟が必要だと思います。簡単な授業もあるので、自分の必要な単位と照らし合わせながら、留学生担当の先生と相談しながら決めると良いと思います。
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