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現地レポート

留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。

最高の選択

菅野仁美
現地レポーター: 菅野仁美 さん

2019年4月にオーストラリアに留学してあっという間に1年が経ちました。 今回は私が1年の留学を通しての感想を書きたいと思います。

私は、海外渡航経験自体が無かったので、現地で経験するもの、見るもの、聞くもの全てが新鮮で刺激的でした。 その中でも英語に関しては特に苦戦しました。初めはスーパーで店員と会話するのも緊張したり、自分の英語力に自信が無いためホストマザーと話すことも億劫になったこともありました。 語学学校で英語の出来なさを感じる時は、「高校生時代にもっと勉強しておけばよかった」「文法や単語だけでなく発音もやっておけばよかった」などと学生時代をひたすら後悔しました。 しかし、この時の焦りと後悔が当時(語学学校時代)の自主学習を助長してくれました。

今はTAFEでビジネスを学んでいますが、日本語に変換しても意味を知らない単語(ビジネス用語)や先生の英語の訛りやスピード(多国籍国家なため、英語に各国特有の訛りがある)に圧倒され、 授業についていくのに必死です。人生で初めて予習、復習に取り組んでいます。

オーストラリアに来て1年経った現在は、海外生活で不安を感じることはありません。 なぜなら、今まで問題が発生した時に自分で解決する努力を行ってきたからです。 学校で分からないことがあれば、英語に自信がなくてもめげずに自ら聞きに行きます。 TAFEでは、担当の先生に「私はinternational studentなのでたくさん質問するかもしれません」と事前に自己アピールをして授業に積極的に参加する準備をします。 BGCAの先輩とのネットワークを通じて新しい情報を得ることも非常によかったです。

このように自分の置かれた状況を把握し、問題に対策をしたり、解決をする力こそ海外で生活する上で一番大切だと思います。また、自分の行動によって得た経験はかなり自信になりました。 日本にいた時よりも物事に対してよく考えるようになり、自分がやらなければならない環境は自分自身の可能性を構築できる素晴らしい選択だったなと思います。 今後もこのモチベーションで頑張っていきたいです。

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