現地レポート
留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。
心理学の授業
大学の中は本当に様々な授業がありますが、私が一番好きなのは心理学の講義の授業です。講義では、基本的に教授がパワーポイントをもとに授業を進めていきますが、一方通行のクラスにならないように様々な工夫がされています。私が特に好きなのはmenti.comというサイトを使ったアンケートやちょっとしたクイズです。
講義内でいきなり6桁の数字が映し出され、それをサイトに打ちこむだけで自分の出席が確認され、またその日の講義に関係するアンケートが行われます。教授がその即興で集まったデータをもとに理論を解説すると、実際に今取られたデータという説得力と、理論について深い理解の手助けになるだけでなく、教科書の中だけで終わらないリアルな経験として一つ一つの心理学的事柄を感じることができます。
そんな‘生きた’学びができる授業のため毎日講義が楽しみで教室に向かいます。また、他にもYouTubeなどから例を持ってきたり、目の前で実験が行われたりすることも多いです。生徒もみな発言をよくするため、疑問があればすぐに解決できるようなクラスになっています。はじめはパソコンもスマホも自由に使っていい授業スタイルに大丈夫なのだろうかと疑問を感じていましたが、今では教授の面白い話が続く90分の間、携帯を意識している暇もないことに気づき、授業スタイルにとても納得しています。他にも、10人程しか人のいないディスカッションのクラスであったり、VRを使うアクティビティのクラスがあったりと、学びの種類は一つだけではないということを実感しています。
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