現地レポート
留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。
ロサンゼルスでの生活費
今回のテーマは1ヶ月の生活費ということで、食事・携帯のプラン・インターネットの契約・その他に分けて説明していきたいと思います。まず食事についてですが、僕は1日に5〜7食に分けて食事をしていて炭水化物をほとんど摂取しないというような特殊な食生活を送っています。参考にならないかもしれませんが生活費の中で食費に一番お金を費やしているのでご了承ください。
僕は一人暮らしで自炊をする必要があったのですが、料理が得意ではないというのと料理を作る時間をできるだけ短縮したかったので、1日のうちの1食だけは週1回デリバリーされるものを食べています。それが、週60ドルほどなので安くありませんが、それによって時間が生まれているというのと栄養が考えられているという点を考えてこのサービスを利用しています。
それ以外の食事についてですが、1週間に1回買い出ししていて100ドルは超えない程度で食事とその他の生活用品の補充をしています。食事に関しては自分が食事に何を求めているか次第でもっと安くすることは可能だと思います。また、当たり外れはあると思いますが、食事付きのホームステイにするという選択肢もあります。
次に携帯のプランとインターネットの契約についてですが、携帯はT-Mobileという携帯会社で月50ドルの通話、テキスト、インターネットが無制限に使用できるプランで契約していて、インターネットはアパートの契約とほぼ同時に契約して月に75ドルを支払っていますが、僕の住んでいるアパートでWi-fiを利用するにはそれ以外の選択肢はありませんでした。僕は今持っていませんが、テレビを見ることもできるようになるそうです。
その他の出費についてですが、ELSに通っていた時は時間に余裕があったのでお金を使う機会がありましたが、正直コミュニティーカレッジに入学してからは時間に余裕がなくなり、生活に最低限必要なお金以外を使うチャンスがほとんどないです。
僕は遊ぶことが大好きですし、お金の使い方が上手いとは嘘でも言えないのですが、お金を使う時に考えていることは後悔しないことと親のことです。後悔しないというのは、お金を使った後悔もですが、使わなかった後悔も含んでいて、これはお金に限らずかもしれませんが、アメリカで体験できることは全部していつ日本に帰ることになっても後悔しないということです。それと同時に僕は親に全て返すつもりで使っています。これは大学を卒業するまでに僕にかかった全てのお金ですが、全て返し終わる年齢を設定しているので使えば使うほど将来が大変になる一方でそれ自体をモチベーションにしてもいます。もちろんお金を返すことだけが恩返しだとは思っていませんが、僕はこれが終わるまでは自分の好きなことは仕事にしないつもりでいるので、自分のためという意味でも親とお金の関係を考えています。
お金の使い方は人それぞれで、マクロな視点で見たら一つの家庭からお金が出入りしているだけですが、僕はその過程に意味を持たせるのが好きなので使う時も稼ぐ時もストーリーを考えたいです。参考になれば幸いです。
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