ベネッセ海外留学センター

現地レポート

留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。

海外留学

GPAをキープする上で大切なこと

コミカレでは、自分の好きな授業を好きなだけとることができ、自分で1週間の授業スケジュールを組みます。１つの授業=3単位 or 4単位など、教科・授業によって１授業の単位数は異なります。1セメスター(約4ヶ月)に12〜19単位のクラスをとります。そして、コミカレ卒業時には計60単位を取っていると卒業できます。

1セメスターが終わったあとに、各授業の成績(A,B,C,D,F)がでます。また、GPAというのは、授業の成績(A,B,C,D,F)の平均のことで、4.0がマックスです。GPA 4.0をキープするには、どの授業でもAをとらないといけません。4年制大学に編入する時にはこのGPAがどれだけ高いかが鍵となってきます。 Fをとると”単位を落とした”という事になってしまうので、GPAも下がってしまいます。

ただ、GPA4.0をキープ(どの授業でもAをとる)というのが不可能というわけではありません。わたしの周りにも日本人でもGPA4.0をとって、有名な4年制大学に編入した人がたくさんいます。

特に私が通っているOrange Coast Community Collegeでは、日本人や留学生がたくさんいるので、どの先生の授業がAを取りやすいかなどの情報がたくさん入手できます。私も実際に、日本人の先輩にどの授業が簡単(Easy-Aのクラス)かを聞いて、授業を取っています。

コミカレに入学履修をするときに、そのコミカレに通っている先輩に助けてもらえるかどうかが、高いGPAをキープするのに大事なことだと思います。私はコミカレ入学時、「せっかく留学してるんだから、日本人の友だちをあまり作りたくない！外国人とだけ関わりたい！」と思っていました。このように思う人もいると思いますが、日本人の先輩や友達と、Easy-Aのクラスや、履修の仕方など、情報を交換して助け合う事も大事なのではないかと思います。そのおかげで今でもGPA4.0をキープできているし、難関4年制大学の編入の道にも希望が持てています。

コミカレの履修計画は大変な面もありますが、同じ大学に通っている先輩などをSNSで見つけて連絡を取って情報を得ると、楽しい留学生活に繋がるかもしれません。