現地レポート
留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。
4年制大学への編入
秋から四年制の大学に通う人はとても多く、3月から5月には昨年に応募していた大学からの結果が送られてくるので、とてもタイムリーなトピックです。
私は、カリフォルニア大学ロサンジェルス校、バークレー校、デイヴィス校に応募していました。残念ながらどこからもオファーをもらえることはできませんでした。あとで分かったことですが、私の場合は単位が足りなくて必要基準を満たしていなかったことが問題だということです。2年間コミニュティーカレッジでコミュニティーカレッジのカウンセラーと相談しながら、取得する授業などを決めていたので、単位が足りていないなんて正直思いにもよりませんでした。1ヶ月たった今でもやり切れないような悔しさを感じることがありますが、この段階でもいくつかオプションはあります。
まずは別のカウンセラーからカリフォルニア大学のもう一度私のアプリケーションや成績を見てもらうように抗議するように勧められました。というのも単位が足りていなかったのは私だけの責任ではなく、カレッジのカウンセラーの計算ミスでもあるからというように手紙を書いて送ります。合否発表からの一定の期間、抗議の手紙をだすことができる制度があります。ただこれによって不合格が覆ることはほとんどありません。
あとは他の大学で編入生の募集を締め切っていない大学に応募することもできます。州立の大学ではいくつか空いているところがあったので応募しました。カリフォルニア大学はあと半年または一年待たないと次の入学はできません。カリフォルニア大学が人気なので希望の大学に通らなかった時留学生では、一年コミュニティーカレッジに残って再度応募する人も少なくはないです。また一年2年制大学に残らなくても、OPTと言って1年間自分の専攻に関係のある仕事をしてから4年制大学に編入することもできます。一年待つとOPTしていても学士を取るのが予定よりおそくなります。
両親とも相談し、悩んだ末、私は夏に必要な単位をとり、1年間仕事をして、4年制大学に進学しようと思っています。今は勉強の合間にレジメ作成や職探しをしています。どうしてもカリフォルニア州立大学をここで諦めるのは悔しいし、1年間働くことができるなら経験も多少の貯金もできて良いかなと思いました。今回の不合格を通して色々考えることができたと思います。まだまだ学ぶことばかりですが、頭をうちながらでも前に進んでいきたいなと思っています。
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