ホームステイや寮の滞在先に関して

今回はアメリカでの滞在先について紹介します。大学に入学するにあたり、滞在方法を寮にするかホームステイにするかで悩みましたが、食事と英語を話す環境を大切にしたいと思い、私はホームステイを選びました。現在住んでいる家はフィリピン人の両親と小学生の息子と娘が一人ずつの四人家族で、私以外に三人の留学生がいます。

まずはホストファミリーについて。ホストファザーは普段は寡黙でありながら時々放つジョークが面白く、サイクリングが趣味ということで、中学生の頃から自転車競技に熱中している私にとっては一緒に自転車の話をしたり、サイクリングに行くことができる素晴らしい方です。一方、ホストマザーは常に明るく、料理が趣味で毎日美味しい昼食と夕食を作ってくれます。家が学校から遠く、とてもきつい坂の上にあるため一時期引越しを考えていましたが、ホストマザーが作る料理の美味しさを捨てられず家探しを辞めたほどです。そしてホストブラザーとホストシスターはとても元気で、よく一緒に遊びます。彼らは私が話すことに文法や時制のミスがあると直ぐに指摘してくれるスピーキングの先生です。

次に家での生活について。私の部屋にはベッド・机・タンス・流し等があり、広さは十分で日当たりもよく満足しています。不便な点を挙げるとするならばバスルームが遠いことと虫が頻繁に入ってくることですが、私はどちらもあまり気にならないので深刻には捉えていません。その他の生活に関してもあまり不満はありませんが、四人の留学生で一つのバスルームを共用しているため起こる毎朝のバスルームの争奪戦は大変です。

食事や英語を話す環境に限らず、休日に教会やパーティーに連れて行ってくれるなどして色々な経験をする機会を与えてくれることや、地域や生活に関する情報を教えてもらえるのもホームステイのメリットでしょう。生活面での時間とお金の消費を最低限に抑えて勉強に集中でき、他にも様々な恩恵を得られる今の環境を私は気に入っています。

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