現地レポート
留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。
映画制作の授業
私が大学で特に好きな授業は、自分たちでグループになって映画を作る授業です。今年の夏にとっていた授業では、グループで短編映画を作るというのが学期末課題でした。普段と違って教授のレクチャーもチームメイトとの話し合いも制作も完全オンラインで行われたこの授業はとてもいい経験になりました。一度もチームメイトと会わずに作品を作り上げるというのは、初めは大変そうだと思いましたが、実際にやってみると楽しかったです。私は映像の編集担当だったので、主に制作の後半に仕事がありました。
映像編集はいつもパソコン上で行っているのであまり影響はなかったのですが、撮影の過程が特に通常と違い、一番苦労した点です。コロナの影響で実際にチームが現場に行って撮影する事ができなかったので、監督や脚本の子達がZoom上で俳優の人たちに指示を出しながら、撮影・録画していました。その場で直接指示ができなく、俳優の人たちがカメラマンもやる一人二役の状況だったので、監督が思い描いているシーンを正確に撮影するのが難しかったです。また、俳優さん同士がビデオ通話をしているところを撮影したシーンでは、インターネットの回線の影響もありました。
撮影段階での苦労が、編集するときにも繋がり、例えば思ったように撮れなかったために場面のつながりを自然に仕上げるのに苦労しました。しかし、私はこの短編映画で初めてモキュメンタリーというジャンルの映画を知り、作り、チームメイトと素敵な作り上げる事ができました。チームメイト達はとても協力的な人たちで、編集は大変でしたがやりがいがありました。また、最後にクラス内で(Zoom上で)私たちの映画を上映した時はチームメイトからも教授からも褒められて、とても嬉しかったです。
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